植林は、3月から4月ごろに行われます。スギ2年生、ヒノキ3年生(最近は2年生もあります)を伐採したあと地に植えます。苗木は、一束150~200本入りですので道路から近い場所では運び易いですが、少し離れていると苗をかついで道がない山道を登って作業をすることもあります。
苗が成長していく上では欠かせない作業が下刈です。植林した苗が出荷されるのは60年ぐらいかかりますが、植林したからといってそのままにしておけば成長するものでもなく、雑草に阻害されないよう毎年、雑草を刈らなくてはなりません。またこの作業は、夏の暑い時期におこなわれるため過酷な作業となり、ベテランの作業班でも悲鳴をあげております。
枝打作業は、10年生から30年生の木を対象に行われます。節のない真っ直ぐな木材をつくるための成長には欠かせない作業です。
間伐作業は、組合でも一番力を入れている事業のひとつです。作業内容としまして、成長して過密になった林を間引きし、木々の間隔をあけることにより太陽光線を入れ、下草も育ち災害に強い土壌づくりができます。しかし、間伐作業が一番危険を伴う作業でもあります。
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※全ての事業がこのスケジュールに当てはまる訳ではありません。
※このスケジュールは、事業期間の目安です。